猛暑の君津でPhantom4 RTKの検証

アイネスプロ代表の徒然空日記

初めまして、アイネスプロ代表稲田と申します。
この度、当社ホームページにブログ機能を追加していただきました。
SNSはFacebookがほとんどで、インスタは時々、Twitterはフォローしている有名人の呟きを眺める程度です。以前はgooに猫ブログを投稿していましたが、最近はすっかりご無沙汰。頻繁に更新していけるかちょっと自信がありませんが、ドローン関係にかかわらず独り言を時々載せていこうと思いますのでよろしくお付き合いください。

さて、先月の末、千葉県君津市にあるDDFF(Dream Drone Flying Field)にて、私がコンサルをさせていただいているSR社のPhantom4 RTKの精度確認を行なって参りました。というのも、それを遡ることおよそ1ヶ月半前にSR社に同行しての毛呂山にあるドローンフィールドで検証フライトを行った精度結果が非常に悪く、何が問題かを確認するためにお願いして機材一式を送って貰い、今回のフライトとなりました。

まずは数日前に宅配便で到着した機材のチェックした結果、コントローラーのバッテリー充電器がないことに気づき、やむなく外出ついでにSR社まで受け取りに行く羽目に。

戻ってから充電し、再び室内での動作チェック。

そこで、ファームウェアのバージョンが更新されていないことに気づきます。

ファームの更新はPCで行うものの、この機体のファームはMacでは対応していないので、しばらく使っていなかったWindows PCを引っ張り出し、ソフトをインストール。バージョンアップに多少手間取りつつ、どうにかフライトできる状態に半日がかりでようやくたどり着きました。
翌日、重い機材を担いで通勤時間帯で満員の電車に乗って、今回もフィールドに連れて行っていただくジーエスワークスの河原さんと荻窪で9時に合流し、機材を積み込み一路君津へ。途中少し渋滞したものの、午前11時少し前に快晴の下の緑濃きフィールドに到着。

早速、機材を取り出し、それぞれ準備開始。
気温はおよそ摂氏30度くらいで日差しは強いものの爽やかな風が吹いており、それほど暑さは感じません。でもやはりヘルメットから汗が滴り落ちます。機材に落ちないようにタオルを頭に被せてその上にヘルメットを装着します。
また、今回の新兵器のファン付き作業服。ネットで取り寄せ今回デビューです。車内で着ると背中にファンとバッテリーがゴツゴツして痛いので座っていられないけど、外作業中では無敵!熱中症対策は万全で、これは買っておいて正解でした。

フライトは全く順調で問題なくデータ取得が終わり、8回のフライトを無事終えることができました。
問題があるとしたら、この機体にネイティブで付いているフライトプラン作成用のソフトで、現場で作成したプランをテストフライトさせた結果を踏まえた微調整をすると、パラメーターがデフォルトに勝手に戻っちゃうところ。これは改善してほしい。
サーベイ飛行でのカメラの角度は-90がデフォルトじゃなく-60になるってどうなの?と思う。また、ラップ率が80/80ってなんなのよ。これを忘れて2回くらい設定を間違えて飛ばして、慌てて途中で降ろす羽目になったけど、バッテリーが少ない中で飛ばさなきゃならない時には迷惑のほかならない。次のファームアップで改善されていることを祈ります。

お昼は君津名物のチャー弁を堪能。
濃厚チャーシューとイカフライがマッチ。真っ青な空の下で食べる弁当は最高でありました。

フライトが終わったあと、君津に参ったもう一つの目的でもある近々契約する予定のプロジェクトの概要説明と協力のお願い。まだまだ問題が残るもののなんとか大きな課題は解消され、目処が立ちほっと胸を撫で下ろすことができました。

ひと段落したあと、安倍首相の辞任のニュースも入ってきて、いろいろこれから永田町は悶着するのだろうなあと思いますが、コロナが早く終息して落ち着いてほしいと願っております。

<謝辞>
末筆ですが、いつも適切なアドバイスやDDFFに連れて行っていただくジーエスワークス河原さん、ファームアップ時の不具合を見事問題解決いただいた高山ドローンリサーチの高山さんに今回のフィールドを提供いただいたDアカデミー依田さん。この場で改めてお礼申し上げます。

こんな感じで書き綴ってまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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